6.1. アカウント凍結

アカウント凍結は、パスワードの認証の失敗によりアカウントロックされたユーザが自身の操作によるロック解除を制限する機能です。
アカウント凍結されたユーザは、システム管理者(Administrator)、もしくは、 メール通知先ログインID で設定されているユーザにより登録を解除することが可能です。

アカウント凍結の設定

アカウントロックに関連する設定ついては、システム設定の パスワード設定 の下記の項目を参考にして下さい。

パスワード誤り閾値 | パスワード入力の誤り回数が閾値を超えたユーザは、アカウントが一時的にロックします。

アカウントロック継続期間 | アカウントロックが解除されるまでの時間。

アカウントロック上限回数 | アカウントロック上限を超えたユーザを、アカウント凍結し、アカウントロックユーザに登録します。

例えば、パスワード誤り閾値が 5 (回)、アカウントロック上限回数が 3 (回)と設定されていた場合、15 回連続でパスワードの認証に失敗したタイミングでアカウント凍結されます。

アカウント凍結の解除

アカウント凍結されたユーザは、経過時間や凍結されたユーザ自身の操作によるアカウント凍結の解除をおこなうことはできません。
アカウントロックユーザ画面の編集権限を持つ別のユーザにより登録を解除することが可能です。

Tip

AD連携時はメニューバーにアカウントロックユーザ画面へ遷移するメニューボタンが表示されません。

前提条件

アカウントロックの解除には、下記の条件を満たしている必要があります。
  • アカウントロック解除を行うユーザは、システム管理者(Administrator)、もしくは、メール通知先ログインIDであること。

Tip

メール通知先ログインID は、パスワード設定メール通知先ログインID を参照して下さい。

操作手順

画面上部のメニューから システム ‣ アカウントロックユーザ を開きます。
ロックされているアカウントの一覧を表示します。
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図 6.6 アカウントロックユーザ画面

解除ボタン をクリックし, アカウントロックを解除します。