8.2. 連携ドライバのインストール

本章では、Exastro OASE がインストール済みの環境で、連携ドライバを追加する場合の方法について説明します。
既に、利用したい連携ドライバがインストール済みの場合は、本手順は不要です。
また、本手順はインストーラ版(非コンテナ版)を利用している場合の手順となります。

連携ドライバ資材の展開

連携ドライバのリソース自体は Exastro OASE のインストール先に格納されています。
連携ドライバのインストールを始める前に、資材を展開します。

Tip

各プロセスのインストール先のディレクトリを下記のようにしております。
Exastro OASE: /exastro
JBoss (WildFly): /exastro/JBoss
# root にスイッチ
sudo su -

# Exastro OASE のインストール先のディレクトリを変数に格納
#../../exastro にインストールをした場合
INSTALLATION_PATH=/exastro

# インストーラのあるディレクトリに移動
cd ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase_install_package/OASE/oase-contents

# 各種ドライバ資材の展開

tar zxf ITA_Driver.tar.gz
tar zxf mail_Driver.tar.gz
tar zxf ServiceNow_Driver.tar.gz

連携ドライバのインストール

インストール対象の連携ドライバをインストールする際には、下記の連携ドライバIDをオプションで指定する必要があります。
表 8.1 連携ドライバID

連携ドライバID

連携ドライバ

バージョン

1

ITA ドライバ

v1

2

メールドライバ

v1

3

ServiceNow ドライバ

v1

# Exastro OASE のメインプロジェクトのディレクトリに移動
cd ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase-root

# 連携ドライバのインストール
python3 manage.py driver_installer -p [pluginsパス] -i [連携ドライバID]

# 例) Zabbixアダプタインストール例
python3 manage.py driver_installer -p ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase_install_package/OASE/oase-contents/plugins -i 1