オンラインインストーラ

オンラインによる Exastro OASE 導入のための手順について説明します。
システム要件 を確認の上、作業を実施して下さい。
オフライン環境でのインストール方法については オフラインインストーラ を参考にして下さい。

前提条件

  • インストーラの実行にはインストール先のサーバからインターネットに接続できる必要があります。

事前準備

インストール時の環境変数を作成します。
# Exastro OASE v1.5.0 の場合
OASE_VER="1.5.0"

# 資材展開先ディレクトリ
EXTRACT_PATH=/tmp

# Exastro OASE のインストール先ディレクトリ
OASE_DIRECTORY=/exastro
タイムゾーンの設定
# 現在のタイムゾーンを確認
timedatectl status
Time zone: <anywhere_time_zone>

# タイムゾーンを変更する場合
sudo timedatectl set-timezone <your_time_zone>

# 日本時間の場合
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

# 現在のタイムゾーンを再確認
timedatectl status
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)

必須パッケージインストール

必須パッケージのインストール
sudo yum install -y gcc wget

最新リリース資材の入手

リリース資材を取得するには、コードを配置するディレクトリに移動して実行します。

Tip

作業用ディレクトリは今後の手順でも利用します。
本マニュアルでは、資材の展開先(EXTRACT_PATH)を /tmp とした想定で説明します。
リリース資材のダウンロード
# Exastro OASE v1.5.0 の場合
OASE_VER=1.5.0
wget -P ${EXTRACT_PATH} https://github.com/exastro-suite/oase/releases/download/v${OASE_VER}/exastro-oase-${OASE_VER}.tar.gz
資材の展開
tar zxvf ${EXTRACT_PATH}/exastro-oase-${OASE_VER}.tar.gz -C ${EXTRACT_PATH}
(オプション) 展開先の確認
※展開後のディレクトリ構成
# tree コマンドの取得
sudo yum -y install tree

# 展開先の確認
tree --charset=C ${EXTRACT_PATH}/oase/

# 出力結果
/tmp/oase/
|-- CHANGELOG.md
|-- LICENSE
|-- NOTICE
|-- README_ja.md
|-- licenses
|   |-- Django.txt
|   |-- configparser.txt
|   |-- djangorestframework.txt
|   |-- fasteners.txt
|   |-- jQuery.txt
|   |-- ldap3.txt
|   |-- openpyxl.txt
|   |-- pycrypto.txt
|   |-- pytz.txt
|   |-- ress.txt
|   |-- retry.txt
|   `-- xlrd.txt
|-- oase-root
|   |-- backyards
|   |   |-- accept_driver
|   |   |   |-- oase-accept.service
|   |   |   `-- oase_accept.py
|   |   |-- action_driver
|   |   |   |-- oase-action.service
|   |   |   |-- oase_action.py
|   |   |   `-- oase_action_sub.py

~()`-- tool
    |-- conf
    |   |-- Grafana.conf
    |   |-- ITA.conf
    |   |-- Prometheus.conf
    |   |-- ServiceNow.conf
    |   |-- ZABBIX.conf
    |   `-- mail.conf
    |-- encrypter.py
    `-- service
        |-- nginx.service
        `-- uwsgi.service

インストール設定ファイルの作成

Tip

本マニュアルでは、資材の展開先(EXTRACT_PATH)を /tmp とした想定で説明します。
資材の展開先が異なる場合、パスを読み替えて下さい。
環境構築を行うシェルのあるディレクトリに移動します。
cd ${EXTRACT_PATH}/oase/oase_install_package/install_scripts
インストール設定ファイル(oase_answers.txt)を作成します。
既存のインストール設定ファイル(oase_answers.txt)は、サンプルとなりますので使用する環境に応じて適宜変更してください。

インストール時の設定各設定項目

インストール設定ファイルの各設定項目に関しては下記を参照して下さい。
必須
設定項目の記載が必要か不要かを記載しています。
基本的に、全項目の記載が必要となります。
有効
設定項目がインストーラ実行時に使用されるかどうかを示しています。
インストール方法によって有効か無効かが異なります。
表 2.2 インストール設定ファイルの設定項目

設定項目

必須

有効

設定項目の説明/設定値

設定値の説明

install_mode

必須

有効

インストール方法について指定をします。

Install_Online

オンライン環境でのインストールを実施します。

必要なファイルをインターネット上からオンラインで取得します。

Install_Offline

オフライン環境でのインストールを実施します。

インストールに必要なファイルは Gather_Library を使ってインターネット上から取得したものを利用します。

Gather_Library

オフラインインストール時に必要なファイルの取得を行います。

オンライン環境が必要となります。

Versionup_All

Exastro OASE を含む全てのパッケージがバージョンアップされます。

Versionup_OASE

Exastro OASE のみのバージョンアップが実施されます。

Uninstall

Exastro OASE のアンインストールを行います。

RabbitMQ_username

必須

有効

Exastro OASE が接続に使用する RabbitMQ のユーザ名を指定します。

RabbitMQ_password

必須

有効

Exastro OASE が接続に使用する RabbitMQ のパスワードを指定します。

RabbitMQ_queuename

必須

有効

Exastro OASE が接続に使用する RabbitMQ のキュー名を指定します。

RabbitMQ_ipaddr

必須

有効

Exastro OASE が接続する RabbitMQ のIPアドレスを指定します。

db_root_password

必須

有効

セットアップ時に接続する MariaDB の root ユーザのパスワードを指定します。

db_name

必須

有効

Exastro OASE が使用する MariaDB のデータベース名を指定します。

db_username

必須

有効

Exastro OASE が使用する MariaDB のユーザ名を指定します。

db_password

必須

有効

Exastro OASE が使用する MariaDB のパスワードを指定します。

db_erase

必須

有効

アンインストール時に MariaDB からデータを削除するかどうかを指定します。

erase

アンインストール時に MariaDB からデータを削除します。

OASE用のDBが存在しない場合(初回インストール時、または、クリーンインストール時)は erase を選択する必要があります。

leave

アンインストール時に MariaDB からデータを削除しません。

OASE用のDBが存在する場合(再インストール時)は leave を選択する必要があります。

jboss_root_directory

必須

有効

JBossのインストール先ディレクトリを指定します。

rules_engine

必須

有効

使用するルールエンジンを選択します。

Tip

RHDM を使用する場合、事前にインストーラーを配置する必要があります。

rhdm

Red Hat Decision Manager を利用する場合に指定します。

drools

Drools を利用する場合に指定します。

rule_engine_adminname

必須

有効

Exastro OASE が接続するルールエンジンの管理者名を指定します。

rule_engine_password

必須

有効

Exastro OASE が接続するルールエンジンのパスワードを指定します。

rule_engine_ipaddrport

必須

有効

Exastro OASE が接続するルールエンジンの IP アドレスとポート番号を指定します。

rhdm_path

必須

有効

RHDM インストーラーファイルの配置先のパスを指定します。

記載なし

rules_engine がDrools 使用時は指定不要(空)です。

RHDM インストーラーファイルの配置先のパス

RHDM 利用時のみ指定が必要となります。

jboss_eap_path

必須

有効

Jboss EAP インストーラーファイルの配置先のパスを指定します。

記載なし

rules_engine がDrools 使用時は指定不要(空)です。

Jboss EAP インストーラーファイルの配置先のパス

RHDM 利用時のみ指定が必要となります。

rulefile_rootpath

必須

有効

ルールファイルを格納するディレクトリを指定します。

apply_ipaddrport

必須

有効

Apply プロセスの接続先 IP アドレスとポート番号を指定します。

mavenrep_path

必須

有効

Maven リポジトリとして利用するディレクトリのパスをを指定します。

oasemail_smtp

必須

有効

Exastro OASE が使用する SMTP サーバの接続情報を指定します。

(記載例) "{'IPADDR':'<SMTP_Server_IP>', 'PORT':<SMTP_Server_port>, 'AUTH':False}"

oase_directory

必須

有効

Exastro OASE のインストール先ディレクトリを指定します。

ev_location

必須

有効

Active Directory 連携をする Exastro OASE サーバの IP アドレスを指定します。

oase_language

必須

有効

Exastro OASE の初期の言語設定を指定します。

警告

言語設定は、インストール後に個人設定から変更することが可能です。
ただし、インストール時に登録される「ユーザ名」と「グループ名」、「ディシジョンテーブルファイル」、「一括テスト用Excelファイル」の言語は本項目で指定した言語から変更できません。

ja_JP

日本語

en_US

英語

oase_os

必須

有効

Exastro OASE をインストールするサーバの OS を指定します。

CentOS7

CentOS 7系

RHEL7

Red Hat Enterprise Linux 7系

RHEL8

Red Hat Enterprise Linux 8系

oase_timezone

必須

有効

Exastro OASE のタイムゾーンを指定します。

oase_base

必須

有効

Exastro OASE 本体のインストール有無を指定します。

yes

Exastro OASE 本体がインストールされます。

no

Exastro OASE 本体がインストールされません。

ita_driver

必須

有効

Exastro IT Automation 連携ドライバのインストール有無を指定します。

yes

Exastro IT Automation 連携ドライバがインストールされます。

no

Exastro IT Automation 連携ドライバがインストールされません。

mail_driver

必須

有効

メールドライバのインストール有無を指定します。

yes

メールドライバがインストールされます。

no

メールドライバがインストールされません。

servicenow_driver

必須

有効

ServiceNow 連携ドライバのインストール有無を指定します。

yes

ServiceNow 連携ドライバがインストールされます。

no

ServiceNow 連携ドライバがインストールされません。

zabbix_adapter

必須

有効

Zabbix アダプタのインストール有無を指定します。

yes

Zabbix アダプタがインストールされます。

no

Zabbix アダプタがインストールされません。

prometheus_adapter

必須

有効

Prometheus アダプタのインストール有無を指定します。

yes

Prometheus アダプタがインストールされます。

no

Prometheus アダプタがインストールされません。

grafana_adapter

必須

有効

アダプタのインストール有無を指定します。

yes

Grafana アダプタがインストールされます。

no

Grafana アダプタがインストールされません。

oase_domain

必須

有効

Exastro OASE のドメイン名を指定します。

ドメイン名は自己証明書のコモンネームとして利用されます。

certificate_path

必須

有効

ユーザ指定の SSL サーバ証明書のファイルパスを指定します。

記載なし

ユーザ指定の SSL 証明書を記載しない場合。

SSL サーバ証明書の絶対パス

SSL 証明書を利用する場合。

private_key_path

必須

有効

ユーザ指定の SSL 秘密鍵に使用するファイルのファイルパスを指定します。

記載なし

ユーザ指定の SSL 秘密鍵を記載しない場合。

SSL サーバ証明書の絶対パス

SSL 秘密鍵を利用する場合。

インストール設定ファイルのサンプル (商用向け)

商用向けインストール設定ファイル(oase_answers.txt)のサンプルを以下に示します。
また、インストール条件は下記となります。
インストール方式
オンラインインストール
判断ロジック
Red Hat Decision Manager
インストール先OS
Red Hat Enterprise Linux 7
リスト 2.1 oase_answers.txt
# Select install mode.
# ("Install_Online","Install_Offline","Gather_Library","Versionup_All", "Versionup_OASE", "Uninstall")
# e.g) install_mode:Install_Online
install_mode:Install_Online


##############################
# RabbitMQ
##############################
# Decide the RabbitMQ_username.
# e.g) RabbitMQ_username:sample_rabbitmq_username
RabbitMQ_username:admin

# Decide the RabbitMQ_password.
# e.g) RabbitMQ_password:sample_rabbitmq_password
RabbitMQ_password:password


# Decide the RabbitMQ_queuename.
# e.g) RabbitMQ_queuename:oase
RabbitMQ_queuename:oase

# Enter IP address for RabbitMQ.
# e.g) RabbitMQ_ipaddr:xxx.xxx.xxx.xxx
RabbitMQ_ipaddr:127.0.0.1

##############################
# MariaDB
##############################
# Enter the MariaDB root user's password
# e.g) db_root_password:sample_root_password
db_root_password:password

# Decide the database name, username, and password for OASE.
# e.g) db_name:sample_db_name
db_name:OASE_DB
# e.g) db_username:sample_db_username
db_username:OASE_USER
# e.g) db_password:sample_db_password
db_password:OASE_PASSWD

# In uninstall mode,
# Select "erase" or "leave" oase database
# e.g) db_erase:erase
db_erase:erase


##############################
# JBoss
##############################
# Enter JBoss install directory.
# e.g) jboss_root_directory:/exastro/JBoss
jboss_root_directory:/exastro/JBoss


##############################
# Rules Engine
##############################
# Rules engine to be used.("rhdm" or "drools")
# e.g) rules_engine:drools
rules_engine:rhdm

# Decide the Administrator name, password.
# e.g) rule_engine_adminname:admin0000
rule_engine_adminname:admin0000
# e.g) rule_engine_password:password@1
rule_engine_password:password@1

# Enter IP address & port for Rule Engine.
# e.g) rule_engine_ipaddrport:localhost:8080
rule_engine_ipaddrport:localhost:8080


##############################
# RHDM
##############################
# Full path of RHDM materials.
# e.g) rhdm_path:/tmp/rhdm-installer-x.x.x.jar
rhdm_path:/tmp/rhdm-installer-7.3.1.jar

# Full path of jboss-eap materials.
# Only used for RHDM.
# e.g) jboss_eap_path:/tmp/jboss-eap-x.x.x-installer.jar
jboss_eap_path:/tmp/jboss-eap-7.2.0-installer.jar


##############################
# RULEFILE
##############################
# Enter root path for RULEFILE.
# e.g) rulefile_rootpath:/exastro/rule
rulefile_rootpath:/exastro/rule


##############################
# APPLY
##############################
# Enter IP address & port for APPLY SERVICE.
# e.g) apply_ipaddrport:127.0.0.1:50001
apply_ipaddrport:127.0.0.1:50001


##############################
# Maven
##############################
# Enter repository path for Maven.
# e.g) mavenrep_path:/root/.m2/repository/com/oase/
mavenrep_path:/root/.m2/repository/com/oase/


##############################
# OASEメールSMTP設定
##############################
# Enter smtp settings.
# e.g) oasemail_smtp:"{'IPADDR':'127.0.0.1','PORT':25,'AUTH':False}"
oasemail_smtp:"{'IPADDR':'127.0.0.1','PORT':25,'AUTH':False}"


##############################
# OASEインストールディレクトリ
##############################
# Enter OASE install directory.
# e.g) oase_directory:/exastro
oase_directory:/exastro


##############################
# settings.py
##############################
# Decide the EVTIMER SERVER location
# e.g) ev_location:127.0.0.1
ev_location:127.0.0.1

# Select language. ("ja" or "en")
# e.g) oase_language:ja
oase_language:ja

# Select Operation System. ("CentOS7" or "RHEL7" or "RHEL8")
# e.g) oase_os:RHEL7
oase_os:RHEL7

# Enter time_zone.
# e.g) time_zone:Asia/Tokyo
oase_timezone:Asia/Tokyo


##############################
# Installation package
##############################
# Select the target you need to install.
# yes : need
# no  : no need
oase_base:yes
ita_driver:yes
mail_driver:yes
servicenow_driver:no
zabbix_adapter:yes
prometheus_adapter:no
grafana_adapter:no


##############################
# SSLサーバ証明書
##############################
# Enter the oase domain name.
# e.g) oase_domain:exastro-oase.local
oase_domain:exastro-oase.local

# Enter when using user-specified certificates and private keys.
# If no file path is entered for both "certificate_path" and "private_key_path",
# the OASE installer creates and installs a self-certificate and private key
# using the values entered in "oase_domain".

# Enter the file path where the certificate to be install.
# e.g) certificate_path:/temp/etc_pki_tls_certs/exastro-oase.crt
certificate_path:

# Enter the file path where the private key to be install.
# e.g) private_key_path:/temp/etc_pki_tls_certs/exastro-oase.key
private_key_path:

インストール設定ファイルのサンプル (非商用向け)

非商用向けのインストール設定ファイル(oase_answers.txt)のサンプルを以下に示します。
また、インストール条件は下記となります。
インストール方式
オンラインインストール
判断ロジック
Drools
インストール先OS
CentOS 7
リスト 2.2 oase_answers.txt
# Select install mode.
# ("Install_Online","Install_Offline","Gather_Library","Versionup_All", "Versionup_OASE", "Uninstall")
# e.g) install_mode:Install_Online
install_mode:Install_Online


##############################
# RabbitMQ
##############################
# Decide the RabbitMQ_username.
# e.g) RabbitMQ_username:sample_rabbitmq_username
RabbitMQ_username:admin

# Decide the RabbitMQ_password.
# e.g) RabbitMQ_password:sample_rabbitmq_password
RabbitMQ_password:password


# Decide the RabbitMQ_queuename.
# e.g) RabbitMQ_queuename:oase
RabbitMQ_queuename:oase

# Enter IP address for RabbitMQ.
# e.g) RabbitMQ_ipaddr:127.0.0.1
RabbitMQ_ipaddr:127.0.0.1

##############################
# MariaDB
##############################
# Enter the MariaDB root user's password
# e.g) db_root_password:sample_root_password
db_root_password:password

# Decide the database name, username, and password for OASE.
# e.g) db_name:sample_db_name
db_name:OASE_DB
# e.g) db_username:sample_db_username
db_username:OASE_USER
# e.g) db_password:sample_db_password
db_password:OASE_PASSWD

# In uninstall mode,
# Select "erase" or "leave" oase database
# e.g) db_erase:erase
db_erase:erase


##############################
# JBoss
##############################
# Enter JBoss install directory.
# e.g) jboss_root_directory:/exastro/JBoss
jboss_root_directory:/exastro/JBoss


##############################
# Rules Engine
##############################
# Rules engine to be used.("rhdm" or "drools")
# e.g) rules_engine:drools
rules_engine:drools

# Decide the Administrator name, password.
# e.g) rule_engine_adminname:admin0000
rule_engine_adminname:admin0000
# e.g) rule_engine_password:password@1
rule_engine_password:password@1

# Enter IP address & port for Rule Engine.
# e.g) rule_engine_ipaddrport:localhost:8080
rule_engine_ipaddrport:localhost:8080


##############################
# RHDM
##############################
# Full path of RHDM materials.
# e.g) rhdm_path:/tmp/rhdm-installer-x.x.x.jar
rhdm_path:

# Full path of jboss-eap materials.
# Only used for RHDM.
# e.g) jboss_eap_path:/tmp/jboss-eap-x.x.x-installer.jar
jboss_eap_path:


##############################
# RULEFILE
##############################
# Enter root path for RULEFILE.
# e.g) rulefile_rootpath:/exastro/rule
rulefile_rootpath:/exastro/rule


##############################
# APPLY
##############################
# Enter IP address & port for APPLY SERVICE.
# e.g) apply_ipaddrport:127.0.0.1:50001
apply_ipaddrport:127.0.0.1:50001


##############################
# Maven
##############################
# Enter repository path for Maven.
# e.g) mavenrep_path:/root/.m2/repository/com/oase/
mavenrep_path:/root/.m2/repository/com/oase/


##############################
# OASEメールSMTP設定
##############################
# Enter smtp settings.
# e.g) oasemail_smtp:"{'IPADDR':'127.0.0.1','PORT':25,'AUTH':False}"
oasemail_smtp:"{'IPADDR':'127.0.0.1','PORT':25,'AUTH':False}"


##############################
# OASEインストールディレクトリ
##############################
# Enter OASE install directory.
# e.g) oase_directory:/exastro
oase_directory:/exastro


##############################
# settings.py
##############################
# Decide the EVTIMER SERVER location
# e.g) ev_location:127.0.0.1
ev_location:127.0.0.1

# Select language. ("en_US" or "ja_JP")
# e.g) oase_language:en_US
oase_language:ja_JP

# Select Operation System. ("CentOS7" or "RHEL7" or "RHEL8")
# e.g) oase_os:RHEL7
oase_os:CentOS7

# Enter time_zone.
# e.g) time_zone:Asia/Tokyo
oase_timezone:Asia/Tokyo


##############################
# Installation package
##############################
# Select the target you need to install.
# yes : need
# no  : no need
oase_base:yes
ita_driver:yes
mail_driver:yes
servicenow_driver:no
zabbix_adapter:yes
prometheus_adapter:no
grafana_adapter:no


##############################
# SSLサーバ証明書
##############################
# Enter the oase domain name.
# e.g) oase_domain:exastro-oase.local
oase_domain:exastro-oase.local

# Enter when using user-specified certificates and private keys.
# If no file path is entered for both "certificate_path" and "private_key_path",
# the OASE installer creates and installs a self-certificate and private key
# using the values entered in "oase_domain".

# Enter the file path where the certificate to be install.
# e.g) certificate_path:/temp/etc_pki_tls_certs/exastro-oase.crt
certificate_path:

# Enter the file path where the private key to be install.
# e.g) private_key_path:/temp/etc_pki_tls_certs/exastro-oase.key
private_key_path:

インストーラ実行

Tip

各プロセスのインストール先のディレクトリを下記のようにしております。
Exastro OASE: /exastro
JBoss (WildFly): /exastro/JBoss
環境構築ツールを実行します。
# root にスイッチ
sudo su -

# インストーラのあるディレクトリに移動
cd ${EXTRACT_PATH}/oase/oase_install_package/install_scripts

# インストーラの実行
sh oase_installer.sh

Tip

インストールログは下記に作成されます。
<extract_path>/oase/oase_install_package/install_scripts/logs`
本マニュアルの手順では、下記となります。
/tmp/oase/oase_install_package/install_scripts/logs
インストーラ実行結果を確認します。
標準出力、または、インストールログに下記のように表示された場合はインストールが正常に完了しております。
[2020-11-12 08:59:43] INFO : Finished to install
[2020-11-12 08:59:43] #####################################
[2020-11-12 08:59:43] INFO : Install Finished
[2020-11-12 08:59:43] #####################################

Django 設定

Django の HOST_NAME を設定します。
HOST_NAME は、Exastro OASE サーバに接続する際の URL を指定します。
# 本書における例
vi ${OASE_DIRECTORY}/OASE/oase-root/confs/frameworkconfs/settings.py
# オールインワン構成の場合(全てのプロセスが同一サーバ上で起動する場合)
HOST_NAME = 'https://127.0.0.1'

# 例) ドメイン名で指定する場合
HOST_NAME = 'https://oase.example.com:8080'
その他の設定値については、プロジェクトの環境に応じて適宜変更をして下さい。
設定を反映するために、Web サービスを再起動します。
systemctl restart httpd

接続確認

以下のURLより、ログイン画面にアクセスしてください。
# HTTPS 接続の場合
https://<ip_address_or_fqdn>:<port>

# HTTP 接続の場合
http://<ip_address_or_fqdn>:<port>
Exastro OASE のログイン画面が表示されます。
../../../../_images/oase_login.png

図 2.3 ログイン画面

注釈

ログイン方法については、ログイン を確認して下さい。