7.2. 監視アダプタのインストール

本章では、Exastro OASE がインストール済みの環境で、監視アダプタを追加する場合の方法について説明します。
既に、利用したい監視アダプタがインストール済みの場合は、本手順は不要です。
また、本手順はインストーラ版(非コンテナ版)を利用している場合の手順となります。

監視アダプタ資材の展開

監視アダプタのリソース自体は Exastro OASE のインストール先に格納されています。
監視アダプタのインストールを始める前に、資材を展開します。

Tip

各プロセスのインストール先のディレクトリを下記のようにしております。
Exastro OASE: /exastro
JBoss (WildFly): /exastro/JBoss
# root にスイッチ
sudo su -

# Exastro OASE のインストール先のディレクトリを変数に格納
# 例) /exastro にインストールをした場合
INSTALLATION_PATH=/exastro

# インストーラのあるディレクトリに移動
cd ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase_install_package/OASE/oase-contents

# 各種アダプタ資材の展開
tar zxf ZABBIX_Adapter.tar.gz
tar zxf Prometheus_Adapter.tar.gz
tar zxf Grafana_Adapter.tar.gz
tar zxf Datadog_Adapter.tar.gz
tar zxf Mail_Adapter.tar.gz

監視アダプタのインストール

インストール対象の監視アダプタをインストールする際には、下記の監視アダプタIDをオプションで指定する必要があります。
表 7.1 監視アダプタID

監視アダプタID

監視アダプタ

バージョン

1

Zabbixアダプタ

v1

2

Prometheusアダプタ

v1

3

Grafanaアダプタ

v1

4

Datadogアダプタ

v1

5

メールアダプタ

v1

# Exastro OASE のメインプロジェクトのディレクトリに移動
cd ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase-root

# 監視アダプタのインストール
python3 manage.py adapter_installer -p [pluginsパス] -i [監視アダプタID]

# 例) Zabbixアダプタインストール例
python3 manage.py adapter_installer -p ${INSTALLATION_PATH}/oase/oase_install_package/OASE/oase-contents/plugins -i 1