7.3. Zabbixアダプタ

Zabbix アダプタは、Zabbix サーバで提供されているアラート情報(トリガー情報)を能動的に取得するための仕組みです。
ディシジョンテーブルに対して、複数の Zabbix サーバと連携することが可能です。

前提条件

  • 監視アダプタの登録を行う際には、事前にディシジョンテーブルが登録されている必要があります。ディシジョンテーブルの登録方法に関しては、ディシジョンテーブルの管理 を参照してください。

  • Zabbixと連携するためには、接続先のZabbixサーバのURLが http[s]://zabbix.server.fqdn/zabbix となっている必要があり、サービスが /zabbix ディレクトリで公開されている必要があります。

  • Zabbix監視アダプタがインストール済みである必要があります。インストール方法については、監視アダプタのインストール を参照してください。

新規登録

上メニューの システム ‣ 監視アダプタ から監視アダプタ画面を開きます。
画面上部にある、 監視先の追加 ボタンを押下します。
「ZABBIX Adapter ver1」を選択します。

Tip

監視アダプタを追加するために、監視アダプタに対する「更新可能」のアクセス権限が必要です。
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図 7.2 監視アダプタの選択

Zabbix アダプタの設定項目を入力します。
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図 7.3 Zabbixアダプタ(ver. 1)設定画面

設定項目

説明

名前

入力必須項目です。OASEで管理する監視アダプタの名前を設定してください。

プロトコル

接続先に合わせてプルダウンメニューから「http」および「https」を選択してください。

ホスト/IP

入力必須項目です。FQDNもしくはIPアドレスを入力して下さい。128文字以内で入力して下さい。

ポート

Zabbixサーバに接続可能なポート番号を指定します。

ユーザ名

Zabbix ユーザを指定します。

パスワード

Zabbix ユーザのスワードを入力します。

ディシジョンテーブル名選択

連携するディシジョンテーブルをプルダウンメニューから選択します。

突合情報

条件名

選択したディシジョンテーブルの条件が表示されます。

Zabbix項目

ディシジョンテーブルの条件に対して評価対象となる Zabbix のトリガー項目 を選択します。

各項目の入力が完了したら、 保存 ボタンを押し設定を保存します。

設定変更

上メニューの システム ‣ 監視アダプタ から監視アダプタ画面を開き、 ZABBIX Adapter ver1 タブを押下し、Zabbix アダプタの一覧を表示します。
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図 7.4 Zabbix アダプタ一覧

編集対象の監視アダプタの詳細確認ボタン をクリックし、詳細画面を開きます。
../../../_images/monitoring_adapter_11.png

図 7.5 Zabbix アダプタ詳細画面

画面下部にある  編集 ボタンから編集画面を開き、該当の項目を編集します。
../../../_images/monitoring_adapter_13.png

図 7.6 Zabbix アダプタ編集画面

各項目の入力が完了したら、 保存 ボタンを押し設定を保存します。